「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」

 

こんにちは、yoppiです。
わたしは普段、町の書店で働いています。

書店員ならではの目線で「面白い!」と思った本や売れている本を
ブログでどんどん紹介していきたいと思いますっ(*´▽`*)

今日ご紹介する本はこちら。

「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」(田中圭一・著)です。

サラリーマン兼マンガ家の作者自身が、10年近くに及ぶ「うつ病」のトンネルから抜けた体験をマンガで綴ったものです。

そして、同じような病気で苦しみ抜けた人々への取材をもとに書かれた、実体験コミックエッセイです。

今年の1月に発売され、書店で並んでから問い合わせが多く、初回入荷分は「あっという間」に完売しました。

追加もすぐに入ってきたのですが、再入荷分もすぐになくなってしまうくらいの反響でした。

それほど、多くの方に共感を得ているのでしょうね。

「うつヌケ」の目次

第1話 田中圭一の場合1
第2話 田中圭一の場合2
第3話 田中圭一の場合3
第4話 照美八角の場合
あの時ボクはうつだった その1
あの時ボクはうつだった その2
第5話 折晴子の場合
第6話 大槻ケンヂの場合
第7話 深海昇の場合
第8話 戸地湖森奈の場合
第9話 岩波力也・姉原涼子の場合
第10話 代々木忠の場合
第11話 宮内悠介の場合
第12話 鴨川良太の場合
第13話 精神科医・ゆうきゆうの話
第14話 ずんずんの場合
第15話 まついなつきの場合
第16話 牛島えっさいの場合
第17話 熊谷達也の場合
第18話 内田樹の場合
第19話 一色伸幸の場合
第20話 総まとめ
エピローグ
うつヌケこぼれ話 その1
うつヌケこぼれ話 その2
あとがき

本書の特徴

はじめに、作者の田中圭一さんの「うつヌケ体験」が語られます。

田中さんがうつから抜けたキッカケは、精神科医が書いたエッセイをコンビニで読んだことで「うつ」の正体に気づきます。

正体がわかった田中さんはその「うつ」を退治するために「ある行動」を起こし、見事に「うつヌケ」に成功するのです。

そして様々な「うつヌケ」を経験した人々の「生の声」を、コミックエッセイで紹介していきます。

大事だなと思ったことは・・・。

“「うつ」の原因は人によってさまざまで、それを治す方法は人によってすべて異なる”

ということ。

あせらず自分と向き合って、最良の方法で治していくのがいいのかもしれませんね。

読んだ人の感想

口コミ普通2

私には最高の本でした。一番衝撃的だったのは仕事で成功したりと、一見いいことが鬱になる原因になる。そして、一見不幸なことが回復になる。という話です。時間が一番の解決策だと教えていただききました。

この漫画を読むと、深く向き合っているようにも思えますし、逆にとても心が楽になります。

口コミ普通1

わかる、わかると思いながら読みました。

今、うつの治療中なのですが、薬の量は増えてるのに職場では無理してしまい、でも前みたいに仕事ができず…。「私、治るのかなぁ」と不安に思っていた時に読みました。

「私はいま、トンネルの途中なんだ。いつか抜けられるんだ。」

読んだ後、そう思ったら涙が止まりませんでした。

私は鬱になったけど、様々な人に助けられて人の優しさに気がつくことができました。

口コミ普通3

自分がどんな状態だったのか、マンガを通して「そうだったのかぁ」と思えました。

これを読んですぐに「治りました!」は、ないです。

病院にいかなくてはならないし、うつにちゃんと向き合う覚悟がなければ治ることもないことが、この本で痛いほどわかりました。

うつ抜けするキッカケには凄くいい本だと思います。

まとめ

色々な人の「うつヌケ」体験談がコミックで気軽に読めるので、うつに悩んでいる方にも手に取りやすい一冊だと思います。

うつに悩む本人だけでなく、家族や友人のことを理解する上でも分かりやすい本です。

今、100万人以上の人がうつ病で医療機関にかかっているんだそうです。
医師を受診していない患者さんも含めると、もっと多いんだとか。

誰にでもかかりえる身近な「うつ」の病気を知る、いい機会となりました。

多くの人に手に取って読んでもらいたい一冊です。

 

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち [ 田中圭一 ]

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感想(19件)